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エスライン、小型EVトラック「eキャンター」導入

2018年11月8日 (木)

環境・CSRエスラインは8日、中核事業子会社のエスラインギフとエスライン各務原が電気小型トラック「eキャンター」を導入する、と発表した。2019年2月から岐阜と名古屋で、企業間輸送のための集配業務やルート配送に使用する。

環境に配慮する取組の一環として導入することにしたもので、これまでのCNG車(圧縮天然ガス車)やハイブリッド車、NOx対応の尿素システムを搭載した大型車両などに続き「排出ガスを一切出さない」「無音・無振動で環境への負荷を大きく軽減できる」といった特徴を持つeキャンターを採用。エスラインギフが4台、エスライン各務原が1台の合わせて5台を導入することにした。

従来のディーゼル車と比べ、振動が少ないためドライバーへの身体的な負担が小さく、同社では「労働環境の改善と構築につながる」という効果も期待している。

■導入する車両の概要
メーカー:三菱ふそうトラック・バス
導入予定台数:2019年2月から5台(エスラインギフ4台、エスライン各務原1台)
車両の仕様:EV仕様
車両総重量:7.5トン(準中型免許対応)
キャブ幅:2000ミリ(ワイド)
ホィールベース:3400ミリ(E尺)
最高速度:時速80キロ(リミッタ制御)
登坂性能:20%
バッテリー個数:リチウムイオン電池6パック(100×6=600セル)
バッテリー性能:13.8kwh/パック(計82.8kwh370V)
電費:1.92キロ(1キロワット時あたり、JE05航続距離120キロ)
充電時間:普通充電10時間