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佐川急便、新テレビCM「和菓子屋の父」篇放映

2018年11月21日 (水)

話題佐川急便は21日、結婚する娘とその父親の物語を軸に二人の想いをつなぐ、同社のセールスドライバーを描いた新テレビCM「和菓子屋の父」篇(30秒、60秒)を、22日から全国で放映開始すると発表した。また、Web動画「和菓子屋の父」篇(ロングバージョン・138秒)を、21日15時から、「YouTube佐川急便公式チャンネル」で公開する。

今回の新CMでは、とある和菓子屋を舞台に、和菓子職人の父と、その父から結婚を猛反対され、父親が来ない結婚披露宴に臨む娘のストーリーを通じて、ひとつの荷物の中に込められた「想い」をシンボリックに描いた。父親が欠席した結婚式当日、式場に届けられた「父の想い」が、娘とのわだかまりを解き、あふれる涙になっていく、セールスドライバーという仕事の真ん中にある「想いをつなぐ仕事」という本質を、繊細で美しい日本文化を感じる映像世界で表現している。

一番の「見どころ」は、父の想いと愛が詰まったサプライズを目の当たりにした瞬間、娘の目から涙がこぼれるシーン。深い愛情が込められた、世界にひとつのウエディング和菓子ケーキの繊細な美しさを、花嫁の美しさとともに、印象的に描いた。また、インサートでは、心を込めてケーキを作る懸命な父の姿と、完成したケーキをセールスドライバーに託すシーンを大切に描き、それぞれの想いがつながる物語であることを印象付ける。父親にとって、特別な出来事である娘の結婚物語と絡めて、佐川急便のセールスドライバーの仕事を描くことで、顧客の深い共感につなげる。

結婚する娘とその父親の想いを、佐川急便のセールスドライバーがつなぐ今回のストーリーは、自身が担当するエリアの顧客の元に、毎日通って信頼を深め、日常の会話をする関係になることがやりがいにもなっていると語っていた、とあるセールスドライバーの声をヒントに企画を立案。「この仕事をひと言で言えば、想いをつなぐ仕事」と言い切った彼の言葉が、父と娘の想いをつなぐ物語の柱となっている。

制作チームが最もこだわった場面が、クライマックスで花嫁が涙を流すシーン。何度もテイクを重ねたことで、花嫁役の吹越さんには何度も泣いてもらったが、そのたびにスタッフも号泣するなど、「CM同様に見ているだけで胸が熱くなる、感動的な撮影現場」になったという。

和菓子のウエディングケーキは、和菓子の師範資格を持つフードコーディネーターとクリエーティブスタッフでアイデアを出し合って、複数のデザイン原案を作成。さらに、京都の老舗和菓子処の菓子職人の方にも取材してアドバイスをもらい、実際に作った和菓子ウエディングケーキ3種類の中から1つが選ばれた。そこから撮影までにブラッシュアップし、本番用を作るのに3日間を費やした。ケーキを囲む「練切」(ねりきり)という和菓子は、吉祥のシンボルを模した松竹梅を象徴したもの。

テレビCM前作「母になって」篇に続き、ディレクター兼カメラマンとして、柔らかい自然光の中、老舗の和菓子屋ならではの情緒あふれる瞬間を切り取り、上質な映画のような空気感で表現した髙田弘隆監督。奥行き感のある逆光をベースに、和の素朴な美しさ、職人シズルの美しさを印象的に捉え、感動的なストーリーを演出した。

■テレビCM概要
タイトル:「和菓子屋の父」篇(30秒、60秒)
放映開始日:2018年11月22日(木)
放映地域:全国

■Web動画概要
タイトル:「和菓子屋の父」篇(ロングバージョン・138秒)
放映開始日:2018年11月21日(水)15時
動画公開先:YouTube佐川急便公式チャンネル
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=ee-y8gKyaMA&list=UUm7LWgXQMiiqcsuRUgA0lYA