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生産性6倍の梱包出荷機、毎時400個の梱包と伝票貼付

2018年12月10日 (月)

▲梱包出荷樹「ODPS-K60J」

サービス・商品イメージ・マジック(東京都板橋区)は10日、1時間400個の出荷能力を持つ梱包出荷機「ODPSK-60J」と、Tシャツなどの薄手のアパレル商品最大500枚を自動でたたみ、袋詰まで行うたたみ袋詰め機「ODPS-T43J」の国内販売を開始した。

ODPSK-60Jは、出荷台数が伸びている専用Pバッグ方式をベースに、同社がサポート体制を構築して日本向け機器としてローカライズした梱包出荷機で、同社がパートナーで行っている「小ロットを中心としたオンデマンドグッズ」の出荷効率に悩み、この製品を導入して作業時間が6分の1に短縮し、出荷個数が1時間70個から400個に増やせた経験を生かして国内販売ライセンスを取得した。

梱包材は専用PEバッグを使用することで、高騰傾向にある段ボール梱包と比べて費用を40%以上削減。オリジナルデザイン、生分解性プラスチック素材に対応し、送り状の自動貼付け機能も搭載している。機器操作はRFIDやバーコードを読み取りバックに入れるのみで、「勤務初日からでもハイスピードオペレーションが可能」(イメージ・マジック)だ。対応する商品はTシャツや靴などのファッション雑貨だけでなく、書籍などの袋出荷にも対応する。

また、同時発売のたたみ袋詰め機は、一般的に30秒から60秒かかるといわれる「Tシャツをたたんで袋詰し、閉じるまでの工程」を1枚7秒で自動的に行う。これにより、人件費は7分の1から8分の1程度に削減することができる。

 

▲一人の400件梱包出荷作業に対する、作業時間比較

 

同社では、今回発売した2機種を含めむオンデマンドプリントソリューション製品で「来期以降20億円の売上」を見込んでおり、2019年初頭にかけてほかのODPSデバイス機器、受注管理システム、印刷管理システムの販売を開始する計画。

■梱包出荷機の概要
名称:ODPSK-60J
発売開始日:2018年12月10日
機械サイズ:長さ1580ミリ×幅850ミリ×高さ1420ミリ
梱包可能袋サイズ:幅200ミリ×長さ350ミリ~幅560ミリ×長さ800ミリ
URL:https://odps.imagemagic.jp/bagging/