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1時間400枚、自動で服畳み梱包する出荷システム

2022年9月12日 (月)

(出所:イメージ・マジック)

アパレルイメージ・マジック(東京都文京区)は12日、物流業務向けに自動畳み梱包出荷システム「HAYATE」(はやて)の販売を開始した。1時間に400枚の服を自動で畳み、出荷する。

このシステムはTシャツなどの「畳み袋詰め」と圧縮ヒートシール、送り状貼りを自動化するもので、「勤務初日の作業員が即運用できる」ほど、容易な操作で使用できるという。

想定される導入効果として、同社は「1作業8.5秒」の梱包出荷が可能だと説明。専用のPEバックで、高騰傾向にある段ボール梱包と比較し梱包材費用を40%以上削減する。オリジナルデザイン、生分解性プラスチック素材に対応することが可能で、ヤマト運輸の「ネコポス」サイズに適用できる。

また、送り状ラベルを自動で貼り付けることで、人員とスペースを削減し、貼り付けミスを防止。Tシャツなどの場合は圧縮により脱気シールを実施することで、袋詰め後の厚みが従来の半分から3分の1に圧縮されるため、ネコポスによる配送が可能になる。

システムは折り畳み、梱包圧縮、出荷のパーツで分かれており、ニーズに合わせて機能のカスタマイズにも対応する。