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商船三井ロジ、メキシコ・バヒオ地区に新倉庫

2019年1月8日 (火)

国際商船三井ロジスティクスは8日、メキシコ法人のMOLロジスティクス・メキシコ社が中央高原バヒオ地区に新倉庫「イラプアト・ロジスティクスセンター」を開業したと発表した。これに併せ、イラプアト支店事務所を同倉庫内に移転した。

バヒオ地区はメキシコシティの北側、日産自動車が進出しているアグアスカリエンテス州、ホンダ、トヨタ、マツダなどが進出しているグアナファト州を含む6州にまたがるメキシコ中央高原の盆地地域に位置し、同国内の260の主要工業団地のうち55か所が集積している。

同国に進出している日系自動車関連企業1182社の過半数(630社、2017年10月時点)がこの地区に拠点を構えていることから原料・部品保管の物流ニーズが高く、同社はこれまで協力会社の倉庫を利用して需要に対応してきたが、「今後も旺盛な倉庫需要が見込める」と判断。倉庫保管、航空・海上フォワーディングで付加価値の高いサービスを提供するため、自社倉庫を開設することにした。

イラプアト・ロジスティクスセンターはバヒオ地区の中心部、イラプアト幹線道路沿いのカストロデルリオ工業団地内の新築物件で面積は2200平方メートル。一般貨物、危険品の保管や引越し荷物の長期保管に対応する。