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商船三井、JERA向けLNG船「濃州丸」と命名

2019年1月11日 (金)

▲サヤリンゴ

荷主商船三井は11日、東京電力と中部電力の合弁による火力発電会社「JERA」向け新造LNG船の命名式が三菱重工長崎造船所で行われ「NOHSHUMARU(濃州丸)」と命名されたと発表した。JERAが米国フリーポートプロジェクトから購入するLNGの輸送に従事するという。

このLNG船は、商船三井とJERAの共同出資会社「トランスパシフィックシッピング5」が発注したもので、三菱重工が開発した連続タンクカバー(さや)がついた、商船三井としては2隻目の「サヤリンゴ」船型となる。

三菱重工独自のハイブリッド2軸推進方式「STaGE」(スチームタービン&ガスエンジン)を推進機関に採用し、燃費低減とCO2排出量の抑制に優れている。

■NOHSHUMARU(濃州丸)の概要
全長:297.5m
全幅:48.94m
満載喫水:12.9m
LNGタンク:モス独立タンク方式(リンゴ型タンク、連続タンクカバー付)
総トン数:14万9367トン
タンク容量:17万7300立方メートル(LNGタンク総容積18万立方メートルのうち実際にLNG積載が可能な容量)
主機関:再熱式蒸気タービン、電気推進モーター
航海速力:19.5ノット
建造会社:三菱造船
船舶管理会社:商船三井