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商船三井、JERA向け新造LNG船「総州丸」と命名

2019年7月2日 (火)

荷主商船三井は2日、東京電力グループと中部電力が設立した火力発電会社「JERA」(ジェラ、東京都中央区)と共同出資する「トランスパシフィックシッピング8」発注の新造LNG船の船名が「総州丸」に決まったと発表した。

同日、川崎重工坂出造船工場で命名式が行われ、JERAの佐野敏弘会長により「SOHSHUMARU」(総州丸)と命名された。

本船は重油だけでなく、性状の異なる天然ガスも燃料として利用できる2元燃料ディーゼル(DFDE)電気推進システムを推進機関として採用し、優れた熱効率で経済的・環境的に優れた設計が特徴。

竣工後は主にJERAが米国フリーポートプロジェクトから購入するLNGの輸送に従事する。

総州丸は全長299.9メートル、全幅48.9メートル、満載喫水11.80メートルで、LNGタンクは「モス型独立タンク方式」を採用。総トン数は13万5951トン、タンク容量は17万7269立方メートルとなっている。