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竹中工務店、「非権限者検知」システムを倉庫に初適用

2012年6月12日 (火)

話題竹中工務店は12日、監視エリアに入る権限を持たない人物がエリアへ侵入したことを検知する「非権限者検知システム」を、同社設計・施工の倉庫に初適用したと発表した。

 

非権限者検知システムは、設定した監視エリアでの3次元画像データによる人物検知と、非接触のタグ(RFID)による入場権限のチェックを行い、権限を持たない人物の侵入を検知するもの。

 

権限を持たない人物の侵入を検知すると、本人、周囲の権限を持つ者に警告して侵入・通過を防止する。同時に、警備室などへ通知し、当該エリアの監視カメラ画像を記録する。

 

 このシステムを初適用した倉庫では、倉庫内作業は権限者だけが行うというルールを従業員や警備員が常時監視していない状態で徹底する目的で導入。商品の出荷作業のために従業員のほか、外注会社の作業員やトラック運転手など作業する環境下で、商品の持出しや情報漏洩の防止機能が向上した、としている。