ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

豊田合成、居眠り検知し警告する後付システム開発

2016年3月22日 (火)

サービス・商品豊田合成(愛知県清須市)は22日、トラックドライバーの脇見、居眠りといった危険動作を検知し、警報を鳴らす後付けシステムを開発したと発表した。

システムは、既存のハンドルから交換する「カメラ付きハンドル」と専用アプリを搭載した「スマートフォン」で構成。カメラで撮影した画像をスマートフォンに送信し解析し、一定時間の脇見、居眠り(閉眼)を検知した場合に、警報を鳴らしてドライバーに注意を促す。

豊田合成、居眠り検知し警告する後付システム開発

(出所:豊田合成)

また、スマートフォンの通信機能を使って、位置情報システムやドライブデータの解析といった活用が可能。

すでに2014年からグループ会社のTGロジスティクス(愛知県一宮市)のトラック15台にシステムを搭載し、累計走行距離10万キロ以上の実証試験を実施。

今後は、TGロジスティクスを含む物流委託先へ展開するとともに、ほかのトラック事業者への販売に向けた検討を開始する。