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SG佐川タイ、定温倉庫新設し小売向け需要に対応

2019年1月28日 (月)

国際SGホールディングスは28日、海外事業を統括するSGホールディングス・グローバル傘下のSG佐川タイがバンコク北部のバンカディ工業団地に展開する自社倉庫内で、摂氏25度の定温保管が可能な倉庫(延床面積4186平方メートル)を新設したと発表した。

周辺地域は一年中高温多湿の気候で、温度・湿度による影響を受けやすい食品や精密機械部品などの商材保管に一定温度の管理が必要になる。スーパー・コンビニエンスストアなどの小売店の増加によって定温倉庫の需要が拡大していることを受け、空調機器や遮熱壁などを新設し、定温管理を実現した。

温度管理が必要な商材の保管・配送専用センターとしての機能だけでなく、全館に監視カメラを設置したセキュリティ管理機能と、倉庫・配送管理システムの導入や、食品関連商材の保管にも対応したペストコントロールなどの衛生管理も実施近接する主要幹線道路を活用したバンコク中心部-タイ全土への配送と、同工業団地内からの輸出製品のハブ拠点としても活用する。

▲定温倉庫

■定温倉庫の概要
所在地:タイバンコク北部パトゥムターニー県バンカディ工業団地
定温倉庫面積:4186平方メートル(建屋全館は2万1046平方メートル)
設備:空調設備、ペストコントロール、コンテナバース・ドッグレベラー、倉庫・配送管理システム、監視カメラ
稼働開始日:2018年12月24日