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商船三井テクノ、海洋環境保護プログラム参加企業を後押し

2019年2月13日 (水)

▲PBCF

環境・CSR商船三井は13日、グループ会社の商船三井テクノトレード(東京都中央区)が海洋環境保護、船舶の安全運航に取り組む非営利団体「グリーンアウォード財団」(オランダ・ロッテルダム)の海洋保護プログラムに参加した、と発表した。

商船三井テクノトレードが参加したのは、同財団がクオリティ・シッピングを促進するために世界規模で取り組む「グリーンアウォード・プログラム」で、環境負荷低減や安全運航に寄与する優良船舶を財団が認証し、趣旨に賛同する企業がインセンティブを与えることで、船舶や船員の質向上や海洋環境の保護につなげることを目指した制度。

商船三井グループでは、11隻の運航船が認証を受けているが、商船三井テクノトレードはグリーンアウォード認証取得船舶、認証取得船社にプロペラ装着型省エネ装置「PBCF」を優遇価格で販売し、インセンティブを与えて環境負荷低減を後押しする。

PBCFは、プロペラ後方に発生するハブ渦を解消してプロペラの効率を改善させ、船舶の燃料消費量を3-5%削減できる省エネ装置で、商船三井、西日本流体技研、ミカドプロペラ(現ナカシマプロペラ)の3社が開発し、これまでに3300隻を越える船舶が搭載している。