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商船三井、コンテナ船の減速航行で表彰

2017年4月6日 (木)

ロジスティクス商船三井、コンテナ船の減速航行で表彰商船三井は6日、米国海洋大気庁(NOAA)のチャネル諸島国立海洋保護区から2016年の船舶減速奨励プログラムに参加し航行速度を12ノット以下で維持する取り組みが評価され、表彰を受けたと発表した。

このプログラムは、NOAAのチャネル諸島国立海洋保護区、サンタバーバラ郡大気汚染規制区域、ベンチュラ郡大気汚染規制区域、国立海洋保護区財団、ボルジ財団が16年に立ち上げた自主規制プログラム。

コンテナ船の航行を12ノット以下に減速することで、サンタバーバラ海峡の大気汚染を削減し、絶滅の危機にせまっているクジラの保護を強化する。

NOAAによると、商船三井をはじめとする海運会社10社が16年のプログラムに参加し、27トン以上の窒素酸化物、スモッグの原因になる大気汚染物質、1000トン以上の温室効果ガスを削減した。

商船三井が受賞したのは初めてで、運航する船舶がアジア-北米西岸航路のサンタバーバラ海峡通過時にスピードを12ノット以下で維持する取り組みが評価された。