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テクノス三原とシステム共同開発

川崎汽船、船隊整備点検にドローン活用

2019年2月25日 (月)

▲水中ドローン

ロジスティクス川崎汽船は25日、テクノス三原(広島県三原市)と共同で「ドローンを活用した新しい船体整備点検システム」の開発に着手した、と発表した。

これまで検査で船体、貨物艙の鋼板、塗料の状態を確認する際、高所や水中などは立ち入りが難しく、点検が困難だったが、ドローン運行技術と画像解析技術を持つテクノス三原と昨年から共同で進めてきた「空中ドローン」と「水中ドローン」の実船検証を実施。

この結果、検査精度を大幅に高めることができたという。また、無人化によって作業の安全性を高めたり、作業効率を改善したりといった効果も見込めることがわかったことから、これまでの取り組みをさらに進める形で、ドローンを活用した点検手法とデジタル技術を組み合わせた新たな船体整備点検システムの開発を進めることにした。