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「客貨混載」で初の物効法認定

日本郵便、岐阜・明知鉄道で郵便物輸送

2019年3月13日 (水)

ロジスティクス日本郵便は16日から、岐阜県恵那市の恵那郵便局と明智郵便局間で行っている郵便物の運送便3便のうち、明智郵便局で夕方・夜間に配達する1便を明知鉄道(同市)の鉄道に載せる「客貨混載」に切り替える。

明知鉄道の始発駅となっている恵那駅で出発待機中の鉄道に設けられたスペースに「専用ボックス」を配備し、このボックスに郵便物を積み込む。明知鉄道は恵那駅から明智駅まで鉄道で輸送し、日本郵便に郵便物などを引き渡す。

日本郵便はこれまで路線バスを活用した貨客混載を行った実績はあるが、鉄道を活用した枠組みは初めてで、12日には中部運輸局が「鉄道を活用した客貨混載事業」として、物流総合効率化法(物効法)に基づく「総合効率化計画」として認定した。

同社は「今後も郵便物などの物数・物量や輸送ダイヤを考慮し、本取り組みの拡大を検討していく」としている。