サービス・商品いすゞ自動車は29日、通信端末を標準搭載して「コネクテッド化」に対応できるよう改良した中型トラック「フォワード」を発売する。
今回の改良では、通信端末を標準搭載してコネクテッド化し、車両コンディションを遠隔把握したり、取得したデータを活用する高度な純正整備「PREISM」(プレイズム)を施したりといったことが可能になる。
通信端末はこれまでオプションとして展開していたが、フォワード全車に標準搭載することで車両心臓部のコンディションをインターネット経由で、顧客自身で把握できるようになる。同時にいすゞも車両の詳細データを取得する。
プレイズムは、車両コンディションデータを活用することで「未然に防ぐ」「すぐ直す」をコンセプトとした高度純正整備を可能にするもので、厩舎時間の短縮につながる。同社は2015年から大型トラック「ギガ」で展開し、18年には小型トラック「エルフ」にも搭載した。年間1万6500台の販売を見込む。