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TPCマーケティング調べ

個食化進みプラ食品容器・包装材市場2.6%拡大

2019年4月17日 (水)

調査・データTPCマーケティングリサーチは16日、プラスチック製食品容器・包装材の2017年度の市場規模が前年度比2.6%増の6918億円に拡大したと発表した。国内で個食化が進展し、中食向け製品の需要が広がっていること、海外でもアジアを中心に食品容器・包材のニーズが拡大していることを要因に挙げた。

参入各社は、中食ニーズに対応するため電子レンジ対応パウチ、長期保存バリアフィルムといった高機能化・高付加価値製品の開発を加速し、しのぎを削っていることから成長基調は今後も続く見通しで、18年に7100億円を超え、20年には8000億円に達する。

現在は環境面への対応が重要視され、植物由来原料の採用や生分解性プラスチックスへの取り組みを強化する動きが顕在化している。成長スピードの早いアジア市場に対しては、生産面の強化に注力。中国、東南アジアを中心に海外生産拠点を増強し、需要拡大を狙う一方、国内では、拠点の再編・強化を進めている。

レポートの詳細
http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr410190463