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UDトラックス、クオンなど9714台リコール

2019年4月18日 (木)

行政・団体UDトラックスは18日、大型トラック「クオン」など3車種について、供給過剰な燃料をタンクなどに戻す機能をもつ「燃料リターンパイプ」の材質選定などが不適切であったとして、国土交通省に届け出た。

クオンで対象となったのは、2017年(平成29年)3月30日から2018年(平成30年)12月24日までに製作された9714台で、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、運転手が意図せずエンジン回転数が上昇する恐れがある。また、該当車両のうち641台は電源配線に不具合があり、そのままの状態で使用を続けると配線から発熱・発煙する恐れがある。

これまでに不具合34件が報告されており、使用者にはダイレクトメールまたは直接訪問でリコール通知を行う。改善実施済車には、運転席側のドア付近に「No.4485」 のステッカーを貼付する、としている。

▲燃料リターンパイプの不具合説明図(出所:国土交通省)

▲電源配線の不具合説明図(出所:国土交通省)