BMW、グッドマンBP（千葉）に7万m2の物流拠点

▲グッドマンビジネスパークステージ4完成予定イメージ

荷主グッドマンジャパンは8日、千葉県印西市に独BMWグループ向けの物流拠点を開発すると発表した。BMWは、印西市でグッドマンが展開する産業施設群「グッドマンビジネスパーク」の4棟目（ステージ4、2020年10月竣工）の70％に相当する7万平方メートルを借り受ける。

BMWグループが傘下の2ブランドを合わせて2018年に国内で販売した台数は、4年連続の輸入車メーカートップとなる7万6966台で、好調なセールスが続いていることから、物流スペースを拡張する必要に迫られ、地域保管拠点となる「リージョナルディストリビューションセンター」（RDC）を開設することにした。

▲グッドマンビジネスパーク完成予定イメージ

グッドマンビジネスパークは、カフェテリア、屋外テラス、コンビニエンスストア、郵便ポスト、宅配ボックス、ATM、トラックドライバー用シャワー付き休憩室などの多彩なサービス機能を備えた「快適な就業空間」が特徴で、最寄駅までのシャトルバス運行やシェアサイクルの導入によって通勤の利便性を強化。充分な大型車両用、従業員用駐車スペースも完備している。

グッドマンジャパンのアンガスブルックスCEOは「BMWの特殊な要件に対応する物流施設を開発するため、わが社のチームはBMWと緊密に連携し、最新のサステナビリティやテクノロジーを取り入れた設計を進めてきた。魅力的な就業環境を提供することにより、BMWの優れたカスタマーサービスを担う人材の確保と維持に貢献したいと考えている」と話している。