ロジスティクス上組が10日発表した2019年3月期連結決算は、コンテナ、飼料原料、中国向け自動車の取り扱いが増加し、売上高が5.2%増収の2748億9300万円となった。これにより、人件費や外注費の伸びを吸収、営業利益は1.5%増益の233億3200万円で着地した。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | 19/3/1Q | |
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売上高 | 274,893 [5.1%] | 207,971 [5.8%] | 136,750 [5.4%] | 68,563 [4.5%] |
営業利益 | 23,332 [1.5%] | 17,907 [1.5%] | 11,596 [-1.1%] | 6,100 [-2.2%] |
最終利益 | 18,388 [2.7%] | 13,385 [-4.2%] | 8,715 [-9.8%] | 4,635 [-8.9%] |
売上高営業利益率 | 8.5% | 8.6% | 8.5% | 8.9% |
国内物流事業部門は、自動車やコンテナ、飼料原料の取り扱いい量が増加し、港湾運送、倉庫保管が堅調に推移したものの、部門利益は人件費や外注費の増加で1.8%の減益となった。
今期は売上高2800億円(1.9%増)、営業利益240億円(2.9%増)、最終利益184億円(0.1%増)を見込む。