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大阪ガスケミカル、中国現地法人が7月から事業開始

2012年6月26日 (火)

荷主大阪ガスケミカルは26日、中国市場への本格進出へ向けた事業拠点として設立した現地法人「大阪燃気化学(上海)有限公司(OGCS)」が7月2日から、本格的な営業を開始すると発表した。

 

大阪ガスケミカルグループで初めての本格的な海外営業拠点となるOGCSは、初年度の売上として2億円程度を計画。2016年度にはその10倍程度となる20億円規模への成長を目指す。

 

太陽電池用シリコン溶融炉向け成形断熱材など自社商材の有力な成長市場として、中国の重要性が高まっていることから、自社の事業拠点を確立することにしたもの。

 

OGCSは大阪ガスケミカルの100%子会社で、大阪ガスケミカルグループが取り扱う商材の中国での輸出入、営業・販売を担務する。まずは、中国での現在の主力事業である太陽電池用シリコン溶融炉向け成形断熱材を中心に営業活動を開始し、段階的にその他の商材の営業活動を拡大していく。

 

OGCSは3月27日付けで中国・上海市から営業許可を得て設立、事業所開設などの準備作業を進めていた。営業開始時点では、社長(総経理)を含め4人体制で活動を開始し、近い将来10人程度に増強、事業拡大に対応する体制を整える。

 

大阪ガスケミカルグループは、大阪ガスの中核子会社の一つとして材料ソリューション事業を担っており、2011年度の売上高は377億円。