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日本郵船、NZ地震の慰霊碑を無償輸送

2012年6月26日 (火)
富山外国語専門学校に贈られた慰霊碑

富山外国語専門学校に贈られた慰霊碑

話題日本郵船は26日、ニュージーランド・クライストチャーチ地震で犠牲となった日本人のために制作された慰霊碑の無償輸送協力を実施した、と発表した。

 

慰霊碑は、ニュージーランドと日本の有志者の働きかけで2基制作され、1基は被災地に、もう1基は12人の犠牲者を出した富山市立市民学園富山外国語専門学校に贈られることになった。

 

同社はニュージーランド大使館からの要請を受け、富山までの海上輸送を無償で行った。また、同社グループ会社の郵船ロジスティクスがニュージーランドと日本国内での輸送を担当した。

 

慰霊碑は、根や枝が絡まり合って育つ現地の木「カヒカテア」がモチーフになっており、遺族と関係者がともに悲しみを乗り越えるという想いが込められている。

 

慰霊碑は6月8日富山港に到着し、25日に富山外国語専門学校で設置式が行われた。式には遺族や学校関係者、ニュージーランドのマレー・マカリー外務大臣とイアン・ケネディ駐日特命全権大使、同社からは和崎揚子経営委員が出席した。