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福通、値上げ交渉加速し営業益32%増

2019年5月13日 (月)

ロジスティクス福山通運が13日発表した2019年3月期連結決算は、主力の運送事業部門で値上げや業務効率化に向けた機械化の取り組みなどを進めたことが奏功し、売上高が6.7%増(前期比)の2856億円、営業利益は32.3%増の194億円となった。

運送事業部門では、18年7月に養父営業所(兵庫県)、10月に大分杵築営業所、11月に北海道滝川営業所を開設するなど、集配拠点の整備を進めた。また、引越事業も7月にキタザワをグループに加え、首都圏で事業を強化。運賃・料金の見直しを加速させる一方、人手不足や長時間労働の是正に向けて「人件費を始めとした外注費への対応」や荷役作業の機械化など業務の効率化に取り組んだ。

今期は売上高2934億円(3.9%増)、営業利益95億円(1.9%減)、最終利益143億円(4.4%減)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高285,686 [6.6%]216,113 [7.2%]138,626 [7.5%]69,500 [8.3%]
営業利益19,478 [32.2%]17,431 [49.8%]9,679 [85.3%]5,199 [97.3%]
最終利益14,962 [40.3%]13,209 [57.5%]7,470 [93.6%]4,455 [113.7%]
売上高営業利益率6.8%8.1%7.0%7.5%