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大和ハウス、広島西飛行場跡地に産業団地

2019年5月27日 (月)

拠点・施設大和ハウス工業は24日、広島市西区の広島西飛行場跡地で産業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」の開発に着手する、と発表した。現地は広島市中心部から5キロに位置し、職住近接の就労環境も整っているほか、物流エリアの広域化・複雑化が進む中「テナント企業のニーズに応えることができる」と判断した。

▲広島市西区の広島西飛行場跡地

2007年4月に静岡県御殿場市で富士御殿場工業団地を開発したのを皮切りに、兵庫県三田市、奈良県五條市など国内24か所、インドネシア・ベトナムの海外2か所の合わせて26か所で工業団地・産業団地を開発した実績があるが、広島県で大和ハウスが産業団地の開発を手がけるのは初めて。

県有地の飛行場跡地では廃港以来、官民一体の再開発を進め、17年3月に県と市が跡地利用計画を策定、49.3ヘクタールを「広域防災」「新たな産業(雇用)」「スポーツ・レクリエーション」「新たな産業(にぎわい)」の4ゾーンに区分けした。

このなかで県は17年9月、新たな産業(雇用)ゾーンの事業予定者を募集し、大和ハウスが選定された。開発予定地は山陽自動車道路五日市インターチェンジ(IC)と廿日市ICから10キロに位置し、中四国地域だけでなく関西、北陸、九州へもアクセスしやすい。