拠点・施設大和ハウス工業は20日、広島市西区で産業団地「広島イノベーション・テクノ・ポートII」の造成工事と販売を開始した。隣接地で開発中の産業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」に続くもので、物流施設などの大型施設を開発する。建築工事は2022年4月頃に開始し、23年3月の完了を見込む。
敷地面積は7万9000平方メートルで、うち7万平方メートルを、6800平方メートルから1万6000平方メートルまでの6区画に分割して販売する。事業規模は土地と建物で計170億円を見積もる。
同社は発表に際し、第1弾の「広島イノベーション・テクノ・ポート」と同様に、交通アクセスに優れた立地であることをアピール。また、物流施設に対しては自動搬送ロボットなど、先進技術の導入を促進するとしている。