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物流効率化へ開発・機能強化で2億円、RFルーカス

2019年6月10日 (月)

サービス・商品UHF帯RFIDタグを用いた倉庫業務などの物流効率化をはかるRFルーカス(東京都港区)は10日、製品の開発と機能強化に向けて採用拡大を進めるとして、2億円を資金調達したと発表した。引受先はSTRIVE(旧:Gree Ventures)、りそなキャピタル、テクノスジャパン、AGキャピタル、みずほキャピタルの5社で、第三者割当増資の実施によるもの。

RFIDは、ユニクロなどが全商品にRFIDタグを導入するなど、倉庫業務やアパレルの商品管理などに急速に活用が広がっており、同社は複数タグの一括読み取り技術とAI、ロボット、ドローン、画像認識などの技術を組み合わせることで、無人自動棚卸しや、リアルタイム在庫管理に取り組んでいる。

今後は、RFIDと自動走行ロボットを組み合わせて、物品位置を自動でマッピングできるソリューションの実用化を目指すほか、テクノスジャパンが強みを持つ統合基幹業務システムとRFID技術を組み合わせて新たなサービスの協創に取り組む。

▲RFIDタグが貼付された物品を高速・高精度に検知

▲RFIDとAIで店舗や倉庫の入出庫をリアルタイムに自動管理