岩手県ト協、車輪脱落事故防止の徹底呼びかけ

国内岩手県トラック協会は11日、東北運輸局管内で大型車の車輪脱落事故が2018年に30件発生し、17年の発生件数を13件上回ったことを受け、会員のトラック運送事業者に対して脱落防止措置を徹底するよう呼びかけた。

防止措置として、（1）規定トルクでの確実な締め付け（2）一定走行後の増し締め（3）日常（運行前）点検での車輪の取り付け状態の確認（4）ホイールに適合したボルト、ナットの使用（5）左後輪の車輪脱落防止を留意した点検――を徹底するよう求めた。

脱輪事故が増加したのに伴い、岩手運輸支局も同協会に車輪脱落事故防止の徹底を図るよう要請していた。