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ボルボとDFDS、港湾内輸送に自動運転車投入

2019年6月18日 (火)

国際ボルボ・トラックはこのほど、海運会社のDFDSが運営する物流センター(スウェーデン・イェーテボリ)とAPMターミナル社が運営するコンテナターミナル間の港湾内コンテナ輸送に、昨年開発した自律型のEVトラック「Vera」(ベラ)を投入すると発表した。

ベラはボルボ・トラックが2018年に発表した、物流拠点、工場、港湾の反復輸送向けに設計した自律型の電動コネクテッドカーで、最高速度は時速40キロ。大量の商品を高い精度で短距離輸送するのに適したソリューションとして開発された。コントールタワーが複数のベラで構成されるコネクテッドシステムを監視する。

ボルボ・トラックはDFDSとの協業を「工業地域であらかじめ設定された公道上の輸送業務に投入するための第一歩」に位置づけており、数年内にソリューションの完成を目指す。