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ルノー・日産、ウェイモと無人運転の実現可能性検討

2019年6月21日 (金)

M&A日産自動車とルノーは、米国の公道で1000万マイル(1609万キロ)以上の自動運転走行を達成したウェイモと、日仏両国で無人運転サービスの実現可能性を検討する独占契約を締結した。

この契約に基づき、まずは人とモノの運搬を対象としたドライバーレス・モビリティサービスに焦点をあてた検討を開始する。乗客、配送向けのドライバーレス・モビリティサービス事業について「あらゆる側面で実現の可能性を検討していく」という。

各社の強みを持ち寄り、市場機会の分析、ドライバーレス・モビリティサービスに関係する商業的、法規面の課題を共同で調査することで、より知見を高めることを目指す。

アライアンスを組むルノー・日産自動車・三菱自動車は、乗用車、小型商用車の全部門で事業をグローバル展開しており、今回の合意について「長期的で収益性のあるドライバーレス・モビリティサービス事業の開発に向けた、第一段階」と評価。

まずルノーと日産自動車それぞれのホームマーケットである日仏両国で可能性を検討し、その後、中国を除くほかの市場への検討に移る。ルノーと日産は事業化検討を進めるため、ドライバーレス・モビリティサービスに特化したアライアンスの合弁会社を両国それぞれに設立する。