ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本GLP、兵庫県尼崎市に単独利用想定の物流施設

2019年6月25日 (火)

拠点・施設日本GLPは25日、兵庫県尼崎市で3件目の運営施設となる延床面積1万7000平方メートルの賃貸物流施設「GLP尼崎III」を開発すると発表した。総開発費は45億円で、2020年5月に着工、21年5月の竣工を目指す。敷地面積は8500平方メートルで地上4階建て、1階にトラックバースを設ける。

現地は阪神高速道路3号神戸線尼崎西ICから1キロ、国道43号線から650メートルと、物流拠点としての接続性に優れる。阪神電鉄尼崎センタープール前駅から1キロと徒歩圏内で、近くに路線バスの停留所もあるため通勤しやすく、雇用確保の面でも恵まれた立地となる。

周辺は食品流通系企業やメーカー系物流企業などの工場が集積する「先進的物流施設へのニーズが高いエリア」(日本GLP)で、分割利用は想定せず、1社単独のテナントによる利用を見込む。建物は床の耐荷重強化やより高い天井高への変更、工場用途や冷凍冷蔵向けの追加対応など、10以上のオプションの中から個別ニーズに合わせて入居企業が選択できるようにする。

徒歩10分の距離にある「GLP尼崎」と一体的な運用により、テナントの施設管理コストを減らす効果も見込める。

▲竣工イメージ