｢同一空域複数ドローン｣管理システムのAPI仕様公開

調査・データ新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）、NEC、NTTデータ、日立製作所、ゼンリン、日本気象協会の5社・機関は6月28日、同一空域に複数事業者のドローンが安全に飛行するために「福島ロボットテストフィールド」（福島県南相馬市・浪江町）で行う運航管理システム相互接続試験の環境整備に向け、「運航管理システム」のAPI仕様書を公開した。

APIはシステム間を円滑に接続するためのツールで、これを用いることで「NEDOプロジェクトに参画していない国内外のドローン事業者」が福島ロボットテストフィールド内で運航管理システムとの相互接続試験を行うことが可能になる。

7月26日にAPIのテストツールを公開し、同時に福島ロボットテストフィールドでAPI説明会を行う。8月30日には運航管理システムのサーバーを稼働させ、福島ロボットテストフィールドで相互接続試験を行うことができる環境を整備する。