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upr、パレット輸送拡大で業績予想を上方修正

2019年7月16日 (火)

財務・人事ユーピーアールが12日に発表した第三四半期決算(2019年8月期)は、レンタルパレット需要の増加傾向が続き、本業のもうけを示す営業利益が7億200万円となった。これを受けて19年8月期通期の業績予想を営業利益5億2000万円から7億600万円(対前年11.1%増)に上方修正した。

西日本豪雨による鉄道貨物輸送網の遮断で、トラック輸送が急拡大。運送会社がバラ積みを敬遠したことでパレット輸送が急拡大したことに加え、10月の消費税増税前の駆け込み需要に対応するため各社が在庫を積み増す中でレンタルパレットの需要増加が続いている。第三四半期の売上高は86億5500万円で、通期売上高予想は115億8700万円(11.8%増)に上方修正した。

また、18年9月に発売したアシストスーツの販売も好調で売上は2.2倍に増加する見通し。位置情報や遠隔管理ソリューションなどのコネクティッド事業も当初予想を上回るペースで進捗しており、主力の物流事業とともに好調に推移している。