国際 アルプス物流は17日、タイ現地法人がバンコク近郊のチャチュンサオ県バンパコンに自社倉庫としてはタイで初めてとなる「バンナ倉庫」を竣工した、と発表した。「バンナ倉庫」は倉庫面積2万4000平方メートルで、ASEAN地域で同社最大の倉庫となり、スワンナプーム国際空港や海運貨物の内陸コンテナデポであるラッカバンに近いことから、タイ国内物流と国際物流の重要な拠点として運用する。
同社は2008年にタイ現地法人を設立して以来、運送、保管、輸出入の一貫請負を提供し、保管事業ではレムチャバン、アユタヤ、バンナの3地区で賃借倉庫を利用していたが、電子部品と自動車関連部品メーカーが集積するバンナ地区で取扱貨物料の増加と需要の拡大が見込まれることから、自社倉庫の建設を計画。竣工後に旧バンナ倉庫から自社の新バンナ倉庫に移転する。
所在地:99/1 Moo 1, Hom Sin, Bangpakong, Chachoengsao 24180 THAILAND
敷地面積:3万2000平方メートル
倉庫面積:2万4000平方メートル
構造:地上3階建て、RC造
稼働開始:2019年7月