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ラストワンマイル協組が梱包材不要の宅配

2019年7月22日 (月)

ロジスティクス首都圏の中小運送会社25社で組織するラストワンマイル協同組合(東京都府中市)は22日、段ボール梱包が不要な新たな配送サービスを9月から開始すると発表した。

折りたたみコンテナを使用して荷物を配送し、顧客に直接手渡す。段ボールなどの梱包材を使用しないことで荷主の作業軽減とコストダウンを図る。

新サービスの対象は「商品の定期配送コース」で、荷主が用意する専用の折りたたみコンテナに商品を詰め、宛名ラベルで封印したものを配達。顧客が自らの手で開封、商品を取り出した後、空いたコンテナを持ち帰る。

協同組合によると「梱包材の始末が面倒」と考える通販利用者が多く、溜まった段ボールの処分を相談された協同組合加入会社所属のドライバーの話から着想し、サービス化することにしたという。