ラストワンマイル協組、11月に関東向け集荷事業開始

国内中小運送会社29社で構成されているラストワンマイル協同組合（東京都府中市）は21日、関東1都6県と山梨・静岡・福島などの周辺地域の配送業者を対象に、組合員の再募集を行う、と発表した。現在の組合員は関東圏に事務所を置く29社で、数社が加入準備を進めている。

同組合は現在1日6000個の荷物を取り扱っているが、今後も集荷・宅配事業の伸びが予想されることから、関東圏だけでなく東海・近畿地方にも事業を拡大する方針で、6月から同地方でも組合員募集を行っている。関東では契約荷主数が増加しているほか、11月下旬からは関東向け荷物の集荷事業を開始することで毎月3万個の取扱い増が確定しているという。