ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

出前館とエフピコ、デリバリー特化型容器開発で協業

2019年7月23日 (火)

フード宅配ポータルサイト「出前館」を運営する夢の街創造委員会と簡易食品容器メーカーのエフピコは、デリバリー商品に特化した容器の開発で7月から協業する。

2019年10月の消費増税に伴う軽減税率制度のスタートを前に、食品デリバリーへの関心が高まり、「出前」対応店舗が増えていることを受けた動きで、出前館とエフピコはデリバリー特化型容器を開発することで、対応店舗へのサポートを強化する。

食品のジャンルに合わせた特化型容器を使用することで、汁漏れや品質の低下を防ぐ。また配送品質を維持する容器やその運用方法についても研究をすすめる。

両社は「デリバリーは、顧客のもとへ商品を届けるまでの配達の質の向上と、配達時の商品の状態の最適化が、サービスを展開する上で重要なポイント」だとし、まずはエフピコの容器の中からデリバリーに合う容器の実証実験を経て、特化型容器の開発につなぎ、実用化を目指す。

出前館は全国1万9000店舗以上が加盟する宅配ポータルサイトで、オンラインで出前注文ができるだけでなく、配達機能を持たない飲食店の配達を代行する「シェアリングデリバリー」も展開している。