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プロロジスが開発、21年11月末竣工

モノタロウ、兵庫県に13万m2の物流施設確保

2019年7月29日 (月)

拠点・施設プロロジスは29日、兵庫県猪名川町で同社が開発を進めているマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク猪名川1」(延床面積19.8万平方メートル)でMonotaRO(モノタロウ)に13万平方メートルを賃貸する、と発表した。

モノタロウは事業拡大に伴い6階建てのプロロジスパーク猪名川1の4フロアを借り受け、物流スペースを拡張する。一部に無人搬送ロボットやマテハンを導入して自動化を進める計画で、設備機器をレイアウトしやすい1フロア当たりの広さも評価して入居を決めたという。

開発地は猪名川町南部に位置し、2キロ離れた地点に新名神高速道路川西ICが開通。大阪市内向け配送や京都方面から広島方面まで西日本各地に接続しやすい立地となった。開発地周辺には労働人口が多く、施設内の働き手確保も有利。


プロロジスは猪名川町に45万平方メートルの敷地を確保し、物流施設を集積させる「プロロジス猪名川プロジェクト」を計画しており、プロロジスパーク猪名川1はプロジェクト一棟目の物流施設として、2020年5月にも着工する。同社が19か国で展開する物流施設の中でも「最大級の建物」になるという。

プロジェクト全体では事業区域の30%を緑地として保全するほか、周辺住民も利用できる4000平方メートルの公園、ドクターヘリの発着や災害時の消防活動拠点・避難拠点として活用可能な8000平方メートルの防災広場を整備し、猪名川町へ提供する。


「プロロジスパーク猪名川1」計画概要
名称:プロロジスパーク猪名川1
開発地:兵庫県猪名川町肝川・差組地内
開発区域面積:45万2000平方メートル(13万7000坪、プロジェクト全体)
計画延床面積:19万8000平方メートル(6万坪)
構造:6階建て(免震構造)
着工:2020年5月
竣工:2021年11月末
特設サイト:https://inagawaproject.com/