拠点・施設プロロジス(東京都千代田区)は26日、大型物流施設「プロロジスパーク猪名川2」(兵庫県猪名川町)が完成したと発表した。賃貸面積の86%が契約済み。プロロジスは引き続き入居企業を募集しており、ことし9月15日から3日間、各3回の内覧会を開催する。
同施設は新名神高速道路の川西インターチェンジから近く、京阪神エリアに加えて、西日本各地にもアクセスしやすい位置にある。同社は、ことし11月に完成する「プロロジスパーク猪名川1」と合わせて、西日本全域をカバーする物流ハブ拠点と位置付ける。
トラックバース数は238台で、Hacobu(ハコブ、東京都港区)のトラック受付システム「MOVO Berth」を導入する。入居企業のBCP(事業継続計画)を支援するため、初の取り組みとして、地下に発電機燃料のための大型オイルタンクも備えた。
■「プロロジスパーク猪名川2」の概要
所在地:兵庫県猪名川町差組字小谷101-2他
敷地面積:8万5380.88平方メートル
延床面積:15万8644.29平方メートル
構造:柱・梁S造、5階建て
着工:2020年6月
完成:2021年8月
内覧会は荷主企業と物流企業向けで、各日の10時、13時、15時に開始し、所要時間は40分間。事前登録制で9月8日までの申し込みが必要。感染症予防の観点から、1社4名の参加を上限とする。
内覧会の申し込みフォーム