ESR、都心30分圏に延床8.6万m2の物流施設

拠点・施設ESR（東京都港区）は8月1日、埼玉県戸田市の東京都と埼玉県の境目を流れる荒川の埼玉県側に位置するエリアで、新たな賃貸物流施設「ESR戸田ディストリビューションセンター」の建設に着手する。2020年10月末の竣工を目指す。

4万746平方メートル（1万2326坪）の敷地に4階建て、延床面積8万6400平方メートル（2万6136坪）のマルチテナント型物流施設を建築する。建物はスロープ式で2階へ直接アクセスすることが可能。1・2階にトラックバースを備え、スピーディーな仕分・発送が可能な建築仕様とする。

現地は首都高速5号池袋線戸田南ICから2キロ、東京外かく環状道路戸田⻄ICから4キロと、都心園に30分以内で接続できる距離が特徴。JR埼京線戸田公園駅から徒歩18分、バス利用で5分と、人口密集地に近く雇用を確保しやすい。

用地は複数の企業が参加した入札を経て取得したもので、ESRとしては埼玉県内で5件目のプロジェクトとなる。総投資額は350億円で、1坪当たりの投資費用は133.9万円となる。