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郵船ロジがテレワーク試行、「固定観念から脱却」

2019年7月30日 (火)

話題郵船ロジスティクスは30日、「テレワーク・デイズ」に参画するとともに、多様性のある柔軟な働き方の実現に向けてテレワークのトライアルを実施すると発表した。

テレワーク・デイズは総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省などが東京都や関係団体と連携して展開する「働き方改革」の国民運動とされ、交通混雑の緩和などを目指し、2年前から2020年東京オリンピックの開会式にあたる7月24日を「テレワーク・デイ」に位置づけている。2019年は7月22日から9月6日の期間にテレワークを一斉実施するよう呼びかけている。

同社はテレワーク・デイズへの参画を機に「固定観念から脱却し、達成度を意識して働くマインドの強化と柔軟な働き方」を推進するため、役員などライン管理職者を対象として9月30日までテレワークのトライアルに取り組む。就業場所は自宅やリモートオフィス、自社拠点のフリースペースを活用する。

まずはライン管理職者からトライアルを開始し、管理職者の「マインドチェンジ」を図ったうえで効果や課題点を整理し、制度化を目指す。期間中は役職者の裁量で部下のトライアル参加も認める。

同社はこれまで、社内コミュニケーションツールを活用して「コミュニケーションに支障が出ない仕組み作り」を整えてきたが、勤務場所や時間の柔軟な選択が可能となることで、業務の進め方や時間の使い方を見直す機会とし、「従来の仕事の仕方に捉われない働き方」の実現を目指す。