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アルプス物流1Q 、商品販売部門減収も全部門で増益

2019年7月30日 (火)

財務・人事アルプス物流が30日に発表した2020年3月期第1四半期(4-6月期)決算によると、電子部品関連商品の販売を行う商品販売部門で減収となった影響で売上高は1.9%減の254億9100万円となったが、全部門で増益を確保し、営業利益は9.6%増の10億7100万円となった。

主力の電子部品物流部門は、主に海外で外販向けを中心に売上高が増加し、拠点の安定稼働により増益となったことで、部門売上は130億4900万円(0.9%増)、部門利益は7億4800万円(7.4%増)の増収増益となった。今期は4月にロジコム(広島市)と合弁会社「アルプスロジコム」(横浜市港北区)を設立し、東欧展開の足がかりとしてハンガリー・ブダペストに事務所を開設するなど、海外のビジネス拡大を狙う施策を展開した。

商品販売部門は、海外顧客の需要減退と現地調達の進行により売上高が減少したものの、原価率の改善によって増益を確保。部門売上は61億8300万円(12.1%減)、部門利益は1億3600万円(7.4%増)となった。

消費物流部門は、生協向けと化粧品通販向けの拡販により増収増益を確保。部門売上62億5800万円(4.1%増)、部門利益1億8600万円(19.4%増)となった。

 20/3/1Q 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間
売上高25,491 [-1.8%]104,919 [0%]80,010 [1.1%]52,304 [1%]
営業利益1,071 [9.6%]4,722 [-4.2%]3,649 [-4.5%]2,006 [-13.3%]
最終利益572 [13.7%]2,499 [2.5%]2,069 [3.5%]1,188 [-5.2%]
売上高営業利益率4.2%4.5%4.6%3.8%