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アルプス物流3Q、減収減益も消費物流が下支え

2020年1月30日 (木)

財務・人事アルプス物流が30日に発表した2020年3月期第3四半期(19年4-12月)決算は、売上高768億9100万円(前年同期比3.9%減)、営業利益33億400万円(9.5%減)と減収減益だった。

主力の電子部品物流事業は、各種電子機器、自動車、産業用機器などの市況悪化を受けて荷動きが減少、部門売上390億7600万円(2.1%減)、部門利益21億4900万円(13.7%減)の減収減益となった。

商品販売事業もスマートフォン向けや車載関連向けの電子部品の需要減に伴い売上高が減少、部門売上188億4700万円(12.9%減)、部門利益4億5500万円(24.5%減)と減収減益だった。

一方、グループで消費物流を担う流通サービス(埼玉県草加市)は、生協関係の宅配と化粧品関係の商品センター業務の拡販により部門売上189億6700万円(2.9%増)、部門利益6億9900万円(25.7%増)と増収増益を確保した。

通期の売上予想は、前回発表から50億円引き下げ、前期比3.7%減の1010億円。営業利益予想は、4億円引き下げ、前期比8.9%減の43億円を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/3Q20/3/中間20/3/1Q19/3/通期
売上高76,891 [-3.9%]51,227 [-2.1%]25,491 [-1.9%]104,919 [-0.1%]
営業利益3,304 [-9.5%]2,066 [3%]1,071 [9.6%]4,722 [-4.3%]
最終利益1,978 [-4.4%]1,133 [-4.6%]572 [13.7%]2,499 [2.5%]
売上高営業利益率4.3%4.0%4.2%4.5%