財務・人事丸和運輸機関が7月31日に発表した4-6月期(2020年3月期第1四半期)決算は、EC・常温物流や食品物流が好調な滑り出しとなり、本業の儲けを示す営業利益が26.8%増(前年同期比)の16億3800万円を確保した。売上高は16.3%増の234億8900万円、四半期最終利益は12.1%増の11億6900万円。
日用雑貨を中心とするEC・常温物流では、「ECラストワンマイル当日配達サービス」の受託エリア、車両稼働台数が段階的に拡大したほか、既存荷主の深堀りによって取引が拡大、34.5%の増収となった。
食品物流は低温食品を中心に、高付加価値3PLを前面に打ち出した物流改革提案で獲得した新規物流センターの通期稼働が段階的に業績に寄与、部門売上を11.6%伸ばした。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | |
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売上高 | 23,489 [16.3%] | 85,590 [15.1%] | 63,910 [14.9%] | 40,870 [14%] |
営業利益 | 1,638 [26.7%] | 5,814 [29%] | 4,631 [40.5%] | 2,623 [44.4%] |
最終利益 | 1,169 [12%] | 3,901 [28.1%] | 3,375 [39%] | 1,941 [45.2%] |
売上高営業利益率 | 7.0% | 6.8% | 7.2% | 6.4% |