ロジスティクス丸和運輸機関が2日発表した4-6月期決算は、主力の食品物流で新拠点が稼働するなど好調に推移、売上高は13.2%増の162億5100万円に拡大した。医薬・医療物流や日用雑貨を中心とする常温物流も堅調で、営業利益は5%増の9億3300万円となった。
2016年4-6月期決算 |
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当期実績(百万円) | (前年同期比) | 対売上高利益率 |
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売上高 | 16,251 | 13.2% | |
営業利益 | 933 | 5.1% | 5.7% |
経常利益 | 987 | 9.1% | 6.1% |
当期純利益 | 657 | 3.0% | 4.0% |
同社は低温食品を中心に食品物流を最重要分野に位置付け、独自の戦略に基づく物流改革提案を積極化。こうした活動のなかで獲得した新規物流センターが本格稼働し、食品物流事業の売上高は72億8500万円(26.1%増)となった。
通期は売上高660億円(9.3%増)、営業利益44億8300万円(15.6%増)、経常利益45億円(15.7%増)、最終利益27億3800万円(6.2%増)を見込む。