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ウェブKIT7月成約運賃指数

車両不足やや緩和か、求車情報昨年より3割減少

2019年8月5日 (月)

調査・データ全日本トラック協会と日本貨物運送協同組合連合会(日貨協連)は5日、求荷求車情報ネットワーク「ウェブKIT」における7月の成約運賃指数が6月と同じ124となり、昨年7月との比較では1ポイント上昇したと発表した。

依然として運賃が高水準にあることを示しているが、トラックを探す「求車」の登録件数は前年7月より29.5%少ない11万257件と、大幅に減少した。車両不足がやや緩和に向かった可能性はあるが、例年より長かった梅雨期の影響で飲料輸送需要が想定を下回るなど、季節要因が作用した面もあるとみられる。

求車情報のうち、成約に至った件数は2万4195件で、前年同月比12.7%の増加。成約率は8.2ポイント上昇し、21.9%となった。

車両の大きさを4トン以下と4トン超に分けた場合の成約運賃指数は、4トン以下が前年度末(2019年3月末)より2.1低い125.6、4トン超は2.5低い120.8と、ともに低下した。