
ロジスティクスサプライヤー、部品・素材メーカー、製品・食品メーカー、商社・卸売業、小売業といった幅広い利用者を想定し、実世界から集めた材料(=データ)をどう料理すれば最適なサプライチェーンとして構築できるのか。
実世界の「モノの流れ」をデータとして収集し、仮想空間で見やすく整えて分析し、その答えを実世界にフィードバックする。例えば最適なルート、輸送手段、モノ・人・クルマ・場所の配置、ムリ・ムダの削減、物流現場の省力化――といった、サプライチェーンにかかわる「目的ごとの最適解」を導き出すための基盤となるのが「NECロジスティクスプラットフォーム」だ。
このプラットフォームは、NEC自身のサプライチェーン改革の経験をベースに「未来の産業を創る」ために選びぬかれたソリューション群で構成される。IoTによる設備管理によって、24時間365日動き続ける「止まらない物流」を構築する上でもその威力を発揮する存在になりえよう。
特にカギを握ると思われるサービスは8月27日、28日の2日間にわたって東京ビッグサイトで開かれる「ロジスティクスソリューションフェア2019」の同社ブースで紹介される。初日14時20分からは、このプラットフォームでどのような「サプライチェーン革新」を実現できるのかを解説するセミナーも予定されている。
■カギを握る主なロジスティクスソリューション
(1)自動運転やドライバーサポートを実現するモビリティソリューション(8月20日公開予定)
(2)物流ロケーションにフィットするロボットによる搬送サービス(8月21日公開予定)
(3)AI通関を実現、通関業務効率化サービス(8月22日公開予定)
(4)物流を変革する次世代ネットワーク「5G」(8月23日公開予定)
■「ロジスティクスソリューションフェア2019」開催概要
会期:2019年8月27日~2019年8月28日10時~17時
会場:東京ビッグサイト西3ホール(東京都江東区有明3-11-1)
主催:公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会
入場料:1000円(税込)※招待券持参、またはウェブサイトからの事前登録で無料