財務・人事川西倉庫が9日に発表した2020年3月期第1四半期(4-6月期)決算によると、コーヒー豆や食料品の取り扱いが増加したことで倉庫・運送業務が増加したほか、神戸港の港湾運送取扱業務も堅調に推移したことから、売上高60億3800万円(2.8%増)、営業利益2億1600万円(29.8%増)と増収増益で、好調な滑り出しとなった。
部門別では、主力の国内物流が部門売上51億9900万円(3.9%増)、部門利益4億円(22%増)で増収増益。国際物流は部門売上7億4400万円(2.7%減)と減収だったものの、海外子会社の倉庫の倉庫業務が増加したことで部門利益は200万円と前年同期の損失400万円から黒字転換した。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | |
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売上高 | 6,038 [2.7%] | 23,436 [4.8%] | 17,637 [4.9%] | 11,557 [5.2%] |
営業利益 | 216 [29.3%] | 690 [17.7%] | 570 [12.2%] | 314 [4.3%] |
最終利益 | 145 [26%] | 328 [-32.6%] | 277 [-58.9%] | 146 [-72.8%] |
売上高営業利益率 | 3.6% | 2.9% | 3.2% | 2.7% |