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JR貨物・7月、18年比28%増も17年比では微減

2019年8月9日 (金)

調査・データ日本貨物鉄道が8日に発表した7月の輸送動向によると、コンテナ・車扱を合わせた総輸送量は、「平成30年7月豪雨」の影響を受けた2018年7月比では28%増となったものの、17年7月比では0.7%減とわずかに減少した。扱別では、コンテナが18年比46.7%増、17年比1.4%減で、車扱が18年比4.9%減、17年比1.2%増となった。

前年の災害による反動増を除くと、鉄道への輸送手段変更が進む「積み合わせ貨物」、関東地区内の建設発生土輸送が好調な「エコ関連物資」などが増加したほか、「農産品・青果物」も北海道・九州産ともに生育良好で好調な発送となったという。

扱別品目19年7月実績18年7月比17年7月比
合計2500127.9%99.3%
コンテナ農産品・青果物110141.0%99.1%
化学工業品170150.4%95.0%
化学薬品122150.6%97.6%
食料工業品327130.8%90.3%
紙・パルプ222149.0%94.1%
他工業品136141.7%99.3%
積み合わせ貨物244160.5%107.5%
自動車部品86209.8%117.8%
家電・ 情報機器38146.2%97.4%
エコ関連物資57167.6%121.3%
その他315140.0%100.0%
コンテナ計1826146.7%98.6%
車扱石油43192.7%100.2%
セメント・石灰石12898.5%113.3%
車両68100.0%103.0%
その他47102.2%81.0%
車扱計67495.1%101.2%
単位:千トン