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新型肺炎の影響ジワリ、JR貨物2月輸送動向

2020年3月13日 (金)

調査・データJR貨物が13日に発表した2月の輸送動向によると、輸送量はコンテナが165.4万トン(前年同月比4.4%減)、車扱が81.9万トン(1.1%減)の合計247.3万トン(3.3%減)となった。

コンテナは、新型コロナウイルスの影響により自動車部品などが1%の減送となったほか、トイレットペーパーの供給不足が騒動となる前の段階で国内需要が減退していた紙・パルプは14.1%の減送となった。一方、農産物・青果物(6.6%増)は北海道地区からのタマネギ・ジャガイモの発送が順調に推移し、積合せ貨物(1.3%増)も東北・関西地区で鉄道シフトが進んでいることから好調な荷動きとなった。

車扱は、暖冬で灯油をはじめとする石油輸送(4%減)が前年を下回ったものの、セメント(13.8%増)は好調な荷動きをみせた。