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JR貨物・8月、モーダルシフトで積合せ貨物増加

2019年9月11日 (水)

調査・データJR貨物が11日に発表した8月の輸送動向によると、コンテナが157.8万トンと西日本豪雨の影響を受けた前年同月と比べて25%増加した一方、車扱は73.2万トンで前年同月から0.6%減少した。合計は231万トンで前年同月比15.6%増。

品目別では、鉄道へのモーダルシフトが進んだことで積み合わせ貨物が18年比25%増、17年比でも0.9%減にとどめた。食料工業品は、菓子・ビール類の九州向けが反動増となったことで18年比9.1%増となったが、7月の低温と飲料各社の生産体制変更によって17年比は11.1%減と落ち込んだ。

扱別品目19年8月実績18年8月比17年8月比
コンテナ農産品・青果物128113.8%82.1%
化学工業品139125.3%86.3%
化学薬品101132.8%89.4%
食料工業品264109.1%88.9%
紙・パルプ211121.0%86.1%
他工業品109123.6%92.4%
積み合わせ貨物222138.1%99.1%
自動車部品64198.3%104.9%
家電・ 情報機器32138.3%100.0%
エコ関連物資43143.6%102.4%
その他264124.7%92.3%
コンテナ計1,578125.0%91.0%
車扱石油48599.7%104.1%
セメント・石灰石12190.7%117.5%
車両73103.8%107.4%
その他53114.2%110.4%
車扱計73299.4%106.9%
合計2,310115.6%95.5%