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JR貨物、利用促進へ全国8イベントでPR

2019年8月9日 (金)

イベント日本貨物鉄道(JR貨物)は8日、全国通運連盟と共同で展開する今年度の「鉄道コンテナ利用キャンペーン」の内容を発表した。2020年3月末までの日程で「レールがつなぐ地球の未来、やさしく便利な鉄道コンテナ輸送」をキャッチフレーズに、全国の展示会への出展などを通じて鉄道コンテナ輸送の認知度向上と利用促進を図る。

今年度は、大型出店イベントとして10月9日から11日にかけて北九州市小倉北区の西日本総合展示場で開かれる「エコテクノ2019」、12月5日から7日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「エコプロ2019」に出展する。

これら2つの展示会では、カフェ風スペースでパネルや映像による鉄道コンテナ輸送の仕組み・特長を紹介するほか、専門の相談員が質問に対応。アンケート回答者へのノベルティ贈呈、12フィートコンテナの実物展示、イメージ映像「シネマティックムービー」の放映、フォトスポットの設置、エコレールマーク認定商品の展示――などを予定。このほか札幌、新潟、長浜、大阪で行われるイベントでも出展を計画している。

また、鉄道コンテナ輸送の利用検討者向けに、使い勝手を実感してもらう機会を創出するため、費用の8割を全国通運連盟が負担する「お試し輸送キャンペーン」を展開する。

対象は、(1)鉄道コンテナ輸送を新たに利用したい顧客に対する試験輸送(2)現在利用中の区間で、積込方法をパレット化したい顧客に対する試験輸送(3)私有大型コンテナのラウンドユース推進に向けた試験輸送(4)養生資材の変更、積付資材・機材の変更、コンテナ種類の変更、各種データ取得などの輸送品質改善に向けた試験輸送――とし、オフレールステーションを含む国内のコンテナ取り扱い駅を発着駅とする区間で20年2月29日まで取り扱う。